質問4: Mucho gusto と Encantado の違いは?


門下生の質問
こんばんわ。
今日は聞きたいことがあります。
それは「はじめまして」の使い分けです。
Mucho gusto.
Encantado (a).
この2種類はどう使い分けるのでしょう?
い・いや別に必要無いかもしれないんですけど、気になったので・・・。


師範の答え
うん、良い質問だ!
「Mucho gusto」と「Encantado(a)」と同様、Graciasを受ける「De nada」と「A la orden」
の違いも気になるところですね。
実は僕も疑問に思って、ネイティブに聞いたことがあります。

で、結論から言うと、Mucho gusto の方が、Encantado よりも口語っぽい「気がする」
ということです。親しみの量が多い、くだけた感じがする、ってことですね。
ただし、それほど大きな違いはないです。どっちを使うかは、使う人のキャラによる
ところが大きいんじゃないかと思いますね。

僕が初めてパナマのオフィスに行って、ネイティブのスタッフに挨拶した時、
僕は「Encantado」って言ったんだけど、ほとんどの人は「Mucho gusto」でした。
「よろしくぅ!」と「よろしくお願いします」ほどの違いはないと思います。
よろしくお願いしますと、よろしくお願い「致」します程度の差じゃないかな。

De nada と A la orden は、僕の元秘書によれば、まったく差はないそうです。
個人的には、De nada の方がちょっとくだけてるかなあ、という感じがします。
あんまり親しくない部下とか、40歳以上の部下は、A la orden を使うケースが
多かったような気がするんだけど。


別の門下生からの関連質問
スペインでも「どういたしまして」という意味でA la ordenを使うのですか?
というのも、こういう表現はラテンアメリカにおける歴史的なものではないかと、
ふと思ったのです。征服者に対する被征服者の言葉使いという感じで。


師範の答え
確かに「A la orden」には主従関係を意識したトーンを感じますね。
一般的には「De nada」であり、特に若者はほとんど「De nada」です。

僕より10歳以上年上の部下が、よく「A la orden」を使ってましたが、
それも、シチュエーションは限定されていて、単なる「どういたしまして」とは
違うように思います。

[例]
Aさん(部下)の担当業務のある事柄に関して、僕(上司)が質問し、
Aさんが即答できず、「ちょっと調べます」と言って席に戻りました。
しばらく経ってから(調査に時間がかかったのでしょう)、Aさんが回答を
持ってきて、僕は納得しました。そこで僕が「Gracias」と言い、Aさんは
「A la orden」と答えました。

これが、もっと単純な指示、例えば「そこの書類を持ってきて」とか、
「昨日会った人の名前何て言ったっけ?」などの場合は、僕の「Gracias」
に対する答えは「De nada」ですね。「A la orden」は記憶にありません。

スペインではどうなんでしょうね?


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