門下生の質問
はじめまして
ここ一年やっていますが、なかなかうまくなりません。
そこで、単刀直入におしえてください。そのコツを。
来年の末にパラグアイかウルグアイに行くことになりそうなので。
今の僕の勉強法を記します。
@通勤電車の中で単語の暗記
ANHKのTVとラジオ
B動詞の変格に重きを置いた短文を覚える
たいした事はしていませんが、いかがなものでしょう?
とにかくしゃべれるようにならなければなりません。
効果的な勉強法のご指南をねがいます。
師範の答え
効果的な勉強法ですか…。何かあるんなら、僕も教えて欲しいところですね。
僕が分かることはすべて「卑怯道奥義大全」に書いてあるので、それ以上のことは
正直よく分からないです。僕は必要に迫られて現地で一気に覚えただけなので。
どうしてしゃべれるようにならなければいけないんでしょうか?
パラグアイだかウルグアイだかは仕事で行かれるのですか?
どれくらいの期間、滞在されるのでしょうか?
そういった前提条件が分からないとコメントしにくいのですが、現在のやり方は
学生の受験勉強と大差ないように見えますね。
スペイン語を習得しなければならない理由によりますが、趣味でやるのでなく、
必要に迫られてのであれば、もう少し別の方法があるような気がします。
知識として学ぶ学校英語(外国語)と、実際にしゃべるための学習は、まるで
別物だと思うからです。
一般的な勉強方法に関しては、僕よりも門下生の皆さんの方が詳しいでしょうね。
よろしかったら、門下生の皆さんの勉強方法を教えて下さいな。
別の門下生の助言
私の感じでは実践あるのみです。実際に会話練習しないと頭に入らないし、
それに日本で手に入るスペイン語の教材や辞書には結構(単色刷で絵や写真なども
古くさい、実際にはあまり必要ないのに詳しく載っている、いきなり文法事項から
ごちゃごちゃ始まる)なものが多い感じがします。そういう意味では卑怯道は、
実践的でピカイチだと思います。
英語もそうだけど度胸みたいなところがあって、ちょっと通じたらうれしくなって、
あれはどう言えばいいのだろうとか、これはどう言うのかなんて始まるでしょう。
あまり義務的にやると嫌気がさすのでは。ラテン系は陽気が取り柄ですから、
あせらず楽しくやるのが一番です。
コミュニケーションの点では、それ以外に大きな問題として、「常識が違う」ことが
あると思います。これは実際に行ってみないと分からないし、尋ねられる人が
いないと苦労すると思います。まあでも日本人がいるでしょうから何とかなると思い
ますよ。
師範の答えその2
そうですね、しゃべれるようになるために一番いい方法は「しゃべること」でしょうね。
向こうで生活することが分かっているのであれば、日本での勉強は最小限でいいと
思います。特に文法は、あんまり一生懸命やっても仕方ないんじゃないかな。
文法事項としての重み(参考書の説明文の長さ)と、実際の会話での重み(使用頻度)は
かなり違いますからね。大して使わない動詞の語尾変化や、たまにしか使わない
文法項目なんかを覚えるのは、非常に効率が悪いと思います。
(もちろん、向こうでの留学や何らかの資格取得が目的であれば話は別ですが)
文法がどんな仕組みになっているかを一通り理解しておくことは必要だと思いますけど、
詳細にやるのはオススメしないですね。
単語をたくさん覚えるのは良いことだと思います。ボキャブラリーは多いほど便利だから。
特に「名詞」のボキャブラリーは、多くて困ることはないでしょうね。
ただし、受験勉強的に覚えた単語って、簡単に忘れちゃうんですよね。
単に丸暗記するのであれば、あまり効果はないかもしれません。
文化や常識の違いも含めて、向こうに着いた途端にしゃべれるようになることは、
期待しない方が賢明だと思いますよ。日本で得た知識に拘泥すると、現地での吸収力が
落ちるような気がします。
仕事をするにしても、遊ぶにしても、言葉はツールのひとつに過ぎません。
日本で考えれば分かると思いますが、「話すのが上手い人 = 仕事ができる人」ではないし、
「話すのが得意でない人 = 友達になれない人」ではないですよね。
もちろん、しゃべれた方がいいのは確かですけど、それがすべてではないんじゃないかな。
南米で生活を始めれば、言葉以前にたくさんのギャップを感じると思います。
しゃべれようがしゃべれまいが、やらなければならないことがたくさん出てくるでしょう。
その時に「僕は言葉ができないから…」と思わないことも重要だと思いますよ。
(ま、特に意識しなくても、必然的にそうなると思いますが…) |