質問29: Perdone と Lo siento の違い


門下生の質問
「Perdone」と「Lo siento」の違いについて教えて下さい。
いずれも日本語では「すみません」になるので、英語を話す際にも混乱しているケースを
見かけたことがあります。−ロンドンの地下鉄で、アジア系(たぶん日本人)の人が
知り合いを見つけたようで、その人に向かって「I am sorry. I am sorry.」と呼びかけて
いました。どうして謝っているんだろうと思ったのですが、おそらく「Excuse me.」と
間違えているんだろうと思いました。

私は、「Perdone.」=「Excuse me.」、「Lo siento.」=「I am sorry.」と理解しているのですが、
逆ではないかという気がしたケースもあったりして、使い分けは明確ではないのでしょうか?
それとも、私の理解が不十分なのでしょうか? 

師範の答え
「Perdone」(僕は「Perdon」ですね)と「Lo siento」の基本的な使い分けは、 
理解されている通りだと思います。 
英語でも同じですが、この使い分けは日本語だと分かりにくいですよね。 
(質問にある地下鉄での例は、明らかに間違ってますけど…) 

僕の理解は、「自分が悪い事をした。非は自分にある。申し訳ない」と言う場合が 
siento (sorry)で、「確かに迷惑はかけたけど、僕に非があるわけでもないよ。 
すまないとは思うけどさ」が Perdon (Excuse me) ですね。
日本語で言うと、siento が「すいません」で、Perdon が「失礼」だと思います。
 
例えば、混んだ電車の中で人の足を踏んでしまった場合を考えてみます。 
自分が友達としゃべるのに夢中になっていて、後ろに立っている人に気付かず、 
その人の足を踏んでしまった場合は「Lo siento」ですね。 
電車の急ブレーキによって身体のバランスを崩し、隣の人の足を踏んでしまった 
場合は「Perdon」でしょう。 

アメリカでよく言われることですが、自動車事故を起こした場合、絶対に 
「I'm sorry」と言ってはいけない、という教訓があります。 
sorry と言った場合は、自分に非があることを認めたことになり、事故の責任は 
自分にあることになるからだそうです。 
もちろん、人込みで肩がぶつかったとか、足を踏んでしまった、という程度なら、 
訴訟ざたになるとも思えませんから「I'm sorry」でいいと思いますけどね。 

ここまでは一般論としてのコメントですが、僕の中南米での経験から言うと、 
謝る場合は、ほとんど Perdon で済ませていたように思います。Lo siento は、 
身内に不幸があった場合や、何かに失敗したときなどに「お悔やみ申し上げます」 
の意味で使うケースが圧倒的だった印象が強いですね。 

この辺は国によって用法に違いがあるのかもしれませんね。


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