門下生の質問
師範の旅行のページで、TORINIDAD-TOBAGOという国がどれほどつまらないか
書いてらっしゃいましたよね。そういえば会社にそこ出身の人がおりました。
(もう辞めちゃいましたけど) むちゃくちゃ、いい人でした。スペイン語も喋れると
言っておりました。(結構、奇麗でした。)
ふっと思ったのですが、あの辺って英語の国とスペイン語の国が入り乱れてますよね?
ガイアナとかスリナムとか、アフリカのどこぞの国名みたいで、あんまりパッとしませんよね。
やっぱりそれっていうのは、領土争いでああいう風になってしまったのでしょうか?
(西洋史に疎いんです。)
師範の答え
西洋史に精通してたとしても、南米の歴史まで押さえてる人は少ないんじゃないかな?
僕も歴史が苦手な上、中南米史に精通してるわけでもないのですが、卑怯道師範らしく、
いい加減に説明してみます。
---------------------------------------
大航海時代に、アメリカ大陸(主に中南米)にヨーロッパ人が進入してきた。
国で言うとスペインとポルトガル。これは当時の欧州での二強だった。
当時のアメリカ大陸には、日本人と起源を同じにするインディオの帝国があった。
メキシコ中心のアステカ帝国、ペルー中心のインカ帝国が代表的なところ。
アステカはコルテスが、インカはピサロが征服し、ヨーロッパ人支配が始まった。
スペインとポルトガルは南米大陸を2つに分け、東はポルトガル、西はスペインの
領土にすることに決めた。現在、ブラジルだけがポルトガル語なのはこのため。
スペ・ポルの二強時代がしばらく続いたが、その後ヨーロッパ各国の勢力分布が
変化。スペ・ポルは没落しはじめ、オランダやフランス、最終的にはイギリスが
その勢力を拡大した。
オランダ・フランス・イギリスは、まずスぺ・ポルの目が行き届かない田舎に
進攻した。この時期、ガイアナやスリナムはオランダ領やイギリス領になった。
(ガイアナはオランダから買い取ったなど、細かい話があったと思いますが、
詳細は忘れました)
その後、スペ・ポルの完全没落と時期を同じくして、各植民地の独立が始まった。
(ただしこれは、イギリスが間接的に糸を引いたケースが多いようです)
スペイン領とポルトガル領だった国はほとんど独立したが、英仏蘭領は今でも
完全には独立していない国が多い。
---------------------------------------
うーん、こんなところでどうでしょうか?
細かく話すとたぶん終わらないので、まずはこのへんで止めておきます。 |