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門下生の質問
スペイン語学習歴は、現在トータル6ヶ月(独学)と入門者の私です。
最初の3ヶ月は学校に行って習っていたのですが、その後はもっぱらNHKラジオ講座です。
(ただ聴ける時間帯は既に会社にいるため、リスニングは別の教材を毎朝通勤で聞いて
います)
そこで、早速大きな壁にぶち当たってしまったのですが、(笑わないでください)接続法って
何なのでしょうか?文法書を何度も読んでも、本当にわかりません。直説法だけでは
いけないのでしょうか?
他の門下生の答え
直説法だけでも,なんとか言いたいことは言えるでしょうが、正しくはありません。
中南米のIndigenasなんかのスペイン語は現在,過去、未来の動詞の活用すらしない
人たちがいるぐらいですから、我々外国人が文法的に正しいかどうかに神経質になる
必要はないのでは?
Yo comer tamales ayer なんていうのは当然正しくはないですが、十分通じます。
まぁ、そこまで言い切ってしまうと文法を勉強する必要がなくなるので、適当でいいんじゃ
ないですか?
例えば、Yo quiero comer mucho.は私が主語で「私が食べたい」のですが、これが
I want you to eatという形にしようとするとスペイン語の場合は正しくはsubjuntivoを使う
しかありません。
Quiero que usted coma mucho.
最初の内は難しく考えないで、ある動詞(querer,desear,esperarなど)の後の節では
subjuntivoを使うことになっていると覚えた方がいいような気がします。
それ以外にも色々用法はあります。
例えば Necesito una secretaria que sepa darme buen masaje.
sepaがsubjuntivoになっているのは、特定の秘書の話ではなく、「こういう条件を満たす」
というような不確定要素があるからです。
こういうのは理屈を覚えるより,たくさん例文に触れて慣れていくほうが早いと思いますよ。
質問した門下生のコメント
ありがとうございます。過去形までは本当に楽しかったのに、接続法になった途端、
?の嵐になってしまって・・・
例文からですね、頑張ります。
分かってはいても文法解析から始めちゃうって、これ病気ですね。
また息詰まった時に遊びに来させてください。
他の門下生のコメント
文法は大事ですが、単語の用法を覚えて行く方が実践的だと思います。
単語を単語の単位で覚えるのではなく、ある程度のフレーズで記憶し、
なるべく使うようにするのが上達の早道ではないでしょうか。
例えば接続法なら、
No creo que lo puedas hacer.
Te presto este libro para que lo leas.
Espero que te vaya bien.
Tengo mucha hambre. Me dan ganas de tragar lo que sea.
これらは全て接続法を使っていますが、No creoの後、para queの後、Espero queの後は
理屈は兎も角接続法になるんだな、という程度の認識でいいのではないでしょうか?
最後の分だけは,前のメールの「マッサージのうまい秘書」と同じで特定の何かを指すの
ではなく「なんでもいいから食いたい!!」、こんな時も接続法を使うんだな、と漠然と
記憶しておけばいいんではないかな?
師範の答え
そうなんですよ。接続法ってよく分からないですよね。
でも大丈夫です。安心して下さい! 僕も分かりませんから。
(そんなことじゃ安心できん…)
えー、簡単に言いますと、接続法ってのは文章を接続するときのルールです。
英語で言うと、which とか who とか that で文章をつなげるケースですね。
(関係代名詞って言いましたっけ?)
どこかの英会話学校のTVCFで、「I wish if I were a bird!」ってのがありますよね。
コギャルっぽくない女子高生が、川っぺりの土手で両手を広げて叫ぶヤツ。
この「I were a bird」の「were」が、スペイン語の接続法とそっくりです。
言うまでもないですが、「私は鳥です」(直説法現在)なら I am a bird. だし、
「私は鳥でした」(直説法過去)なら I was a bird. ですね。(どれも変な表現ですけど)
それが were になるのが接続法です。
これは「鳥だったらいいのになあ」という願望表現ですね。
現在形で一人称単数の場合は、動詞を過去形かつ複数形にするってルールだったと
思います。 (英語では「仮定法過去」って言うんじゃなかったかな?)
これと同じように、スペイン語でも願望や推測を表す場合に、接続法を使います。
(って文法書に書いてありますね。僕もよく分かってないんだけど)
Me alegro que ella pueda venir. 彼女が来(ら)れたら嬉しいな
「彼女は来(ら)れる」(直説法現在)は Ella puede venir. ですが、
この puede が pueda に変わるわけです。これが接続法ですね。
ただですね、卑怯道的に言うと、こんなもんは使わなくていいです。
Me alegro que ella puede venir. って言っても、意味は間違いなく通じますよ。
最初のうちは(僕は今でもそうですが…)接続法なんて無視して下さい。
そのうち、文法的におかしな表現だなー、と気がつくことがあると思います。
文法として覚えるのではなく、そういう経験をしたときに、「あ、これが接続法か」と
思っておけば十分ですよ。
例えば、旅行中よく言われる言葉に「Que tenga buen viaje!」があります。
英語では Have a nice trip! ですね。
これも「良いご旅行を(お祈りしております)」という願望表現なので、接続法が
使われています。(文法的には命令と考える場合もありますが)
実際に旅行すると「Que tenga buen viaje!」という表現は自然に覚えちゃいます。
その表現を覚えちゃったあとで、文法的に考えてみればいいんじゃないかな?
どうして tiene じゃないんだろう? という疑問が生まれれば、接続法の理解に
近付くと思いますよ。すでに指摘がある通り「慣れる」ことがポイントですね。 |
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